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AUTOSAR - AUTOMOTIVE OPEN SYSTEM ARCHITECTURE
AUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)は、自動車産業およびソフトウェア業界の主要企業がグローバルパートナーシップを組み、インテリジェントモビリティのための標準化されたソフトウェアフレームワークとオープンなE/Eシステムアーキテクチャを開発し、確立することを目指しています。
AUTOSARのコアパートナー
9社がAUTOSARパートナーシップを設立し、自動車業界のパートナー企業の専門知識を統合するとともに、将来の自動車向けアプリケーションのニーズに対応するための自動車向けオープンシステムアーキテクチャ標準を策定しました。

AUTOSAR標準
AUTOSAR開発パートナーシップの主な目的は、基本システム機能および機能インターフェースの標準化です。AUTOSAR標準について、詳しくは以下をご覧ください。
AUTOSAR Classic Platformは、AUTOSARによって定義されたレイヤードソフトウェアアーキテクチャを有するソフトウェアプラットフォームであり、高い予測性、安全性、セキュリティ、応答性が要求される高制約組み込みシステム(deeply embedded systems)やアプリケーションソフトウェア向けに使用されています。Classic Platformは、最も高い抽象度レベルでは、マイクロコントローラ上で動作する3つのソフトウェアレイヤー(Application、Runtime Environment(RTE)、Basic Software(BSW))に分け、モジュラーかつスケーラブルなソフトウェア開発手法を提供します。
Learn moreAUTOSAR Adaptive Platformは、Adaptive Applications(ARA)向けのAUTOSAR Runtimeを実装し、ServiceおよびAUTOSAR Adaptive Foundationに分類されるFunctional Cluster で構成されています。このプラットフォームは、ServiceとAPIの2種類のインターフェースを提供し、安全性に関わるシステムを構築するための高性能ECU向けAUTOSARソリューションです。また、高度に自動化された車両の要件に対応する設計となっており、ソフトウェアシステムの動的な更新や再構成をサポートします。
Learn moreAUTOSAR Foundation Standardは、AUTOSARプラットフォーム間の相互運用性(インターオペラビリティ)を確保することを目的としており、他のAUTOSAR標準で使用される共通要件や技術仕様(例:プロトコル)を含んでいます。特に、AUTOSAR Classic PlatformとAdaptive Platform標準の相互運用性に重点が置かれており、これら2つのプラットフォームで共通に利用される汎用仕様が含まれています。さらにこの標準は、AUTOSAR準拠でないプラットフォームとAUTOSARプラットフォームとの互換性を実現するための仕様も提供しています。
Learn moreAUTOSARアプリケーションインターフェースは、アプリケーション同士が通信するために使用されるアプリケーションソフトウェアの標準化された伝達手段です。この標準化により、異なるメーカーによるアプリケーション同士の組み合わせや、単一メーカーのアプリケーションの他プロジェクトへの再利用が可能になります。標準化は、さまざまな車両ドメインに対して構文(シンタックス)および意味(セマンティクス)の観点から行われており、さらにAUTOSARはセンサーデータに基づく特定のシグナルの提供に向けた実装パターンも策定しています。
Learn moreパートナーシップ
AUTOSARの業界標準の実現は、OEM、主要サプライヤー、ツールプロバイダー、新規参入企業に大きなメリットをもたらします。以下のパートナーシップ形態を通じて、AUTOSAR開発にご参画いただけます。
*Associate Partner[Light]のクロスリファレンスをご参照ください。
私たちの目標は、自動車向けE/Eソフトウェアアーキテクチャのオープンな業界標準を共同で開発し、確立することです。ぜひパートナーとして参加いただき、権利・メリット・条件についての詳細をご確認ください。










